世界最大級の成功体験!Dreamforce2019~Salesforceエンジニアとして一歩踏み出す転機となった経験~

2021-09-29

Dreamforceとは・・・?

DreamforceとはSalesforce.com社が毎年アメリカ西海岸カリフォルニア州サンフランシスコで開催する世界最大級ソフトウェア・カンファレンスです。

2019年は弊社のSalesforceビジネスが新たな展開を迎えたことで、今後のSalesforce活動方針を見定めると共に、様々な活用事例、人脈形成や技術習得の為に、2019年11月19日(火)Day1~22日(金)Day4にかけて参加してきました。

筆者の紹介:Dreamforce参加当時と現在のスキル

 Dreamforce参加当時:Trailhead RANGER 資格無

2021年9月時点:8個の資格を保有

正直、当時のスキルでは、エンジニアとしてDreamforceへ参加することは心苦しいくらい乏しい知識しか持ち合わせていませんでした。

しかし、Dreamforceへ参加したことで、Salesforce.com社の技術は勿論、理念、バリュー、社会貢献活動等に共感し、Salesforce.com社へ魅了され私も携わっていきたい、という気持ちが芽生えました。

Dreamforceへの参加は、その後お客様のSalesforce活用支援や資格取得に励む大きな転機となりました。

また、世界で活躍するTrailblazerを目の当たりにして、自分がITエンジニアとしてプライドや誇りも感じるようになり、エンジニアとしての市場価値を高め、社会貢献していきたい想いもより一層強くなりました。

Live中継では味わえない臨場感

Dreamforceは世界中のあらゆる業界、業種、企業から17万人が現地に集い、オンライン視聴者数は1300万人以上の人々が参加します。開催中はサンフランシスコ町全体がSalesforce.com社にジャックされて、参加者に配られるDreamforceリュックを持った人々が街中を行き交い至る所にSalesforce.com社の看板・広告が見られます。

一般的なソフトウェア・カンファレンスは参加者としてデベロッパーが多数を占めていますが、このイベントは会社経営者を始め一般利用者も多数参加しており、Salesforceソリューションを自社活用して如何に業務革新を生み出せるのか学びに来ているのが伺えます。実際に活用事例や業務改革のセッションも多数開催されていました。

現地に集まり新サービスの発表を心待ちにする様子はやはりLive中継では味わえない臨場感や迫力がありました。2020年に流行した新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴い、新しい生活様式があらゆる所で検討されていく中、この事態が一刻も早く終息し、サンフランシスコ町全体がまたSalesforce.com社にジャックされたDreamforce開催を待ち望むばかりです。

2021年現在日本語リリース済/定着しつつあるもの

トピックス① Tableauが参画し、その後2021年時点では、、、

Dreamforce2019の基調講演では、Customer360 Analyticsは、Salesforce.com社が買収したTableauを組み込みSalesforce内外の分析プラットフォームを目指していると発表がありました。

既にマーケティング・インテリジェンスが武器であるDatorama、Salesforce.com社が以前から提供しているCRM向けのEinstein Analyticsに加えて3本目の分析プラットフォームの柱と考えており、エンタープライズ向けのTableauの参画を歓迎していました。現に、Tableauの機能とSalesforce.com社の分析ツール「Einstein Analytics」の統合により、Einstein Analytics の後継分析機能として、2020年10月6日にTableau CRM名称まで変更されました。

Dreamforce2019後、まさかソリューション名に、"Tableau"と名称づく変更が待っているだなんて2019年時点では思いもしませんでした、、、

トピックス② Service Cloud Voice 日本語版のリリース

注目を浴びた発表の1つに、Einstein Voiceがありました。

音声を認識するAIと、その音声を基にテキスト化できる技術でシームレスにビジネスに役立てることが出来るとのことです。

Voiceの他にも、Sales Cloud Einstein、Einstein for Service、Einstein for Marketing、Einstein for Commerce、Einstein Search、といったEinstein製品に関するあらゆる発表がありました。(2021年時点で全ての製品が日本語版として正式リリースしています。)

Dreamforce2019では、Customer360 Analyticsの発表が目玉の1つになっていて、Einsteinに関する機能拡張がひときわ目立っていました。

もはやAIを作る時代から、利用する時代に変化しています。

そのような発表から約2年後の、2021年7月15日。

遂に「Service Cloud Voice」を日本市場で、提供が開始されました。

コールセンターの音声会話をVoiceで活用することで、議事録をリアルタイムで全てテキスト化が可能になります。

データ入力が簡易に、迅速に行えることで、鮮度の高い情報でSalesforce更新が行え、マネージャーはリアルタイムで情報をキャッチアップすることが出来ます。効率性・生産性の向上に繋がります。

また、重要な会話のキーワードを検索キーに、ナレッジを検索して、顧客が求める回答を自動表示できることで、経験が浅いオペレーターのコーチングに利用が出来ます。

また、Amazon Connectのテレフォニーサービスとの連携可能であることも大きなポイントになっています。

テキスト化、ストレージ、音声ボットを含むAmazon Connectサービスのバンドルパッケージとなっていることで、迅速な構築が可能となっているようです。

セッション以外での体験

SalesforceTowerの内見ツアー

セッション以外にもサンフランシスコ本社オフィスであるSalesforceTowerの内見ツアーにも参加しました!

SalesforeTowerは61階構造。各階にカフェやケータリングが常備され、リフレッシュしながら働ける環境であり、アメリカではITエンジニアが価値の高い生産者であることを求められている実情が伺えました。

パートナーグループの懇親会

昼間はセッションに参加し、その技術発表に驚くことばかりでしたが、夜はパートナー懇親会に参加してきました。

そこで、普段は中々知り合えないパートナー企業と名刺交換や同業だからこそ共感できるエピソードに盛り上がり、飲食を交えながら交流を深めることが出来ました。

私の今までの経験では、同業者が"競合"になることはあっても、協業することは中々なかった為、助け合いの文化や、情報共有の文化にはエコシステムならではのカルチャーに感銘を受けました。

実際に、懇親会の中で名刺交換をさせて頂いた企業様とその後、協業が実現となり、

今もいくつかの企業様と一緒にビジネスをしています。

社会貢献

Salesforce.com社の技術は勿論、企業文化も欠かせないトピックになります。

ビジネスは、世界を変える為のプラットフォームという概念の基、様々な社会貢献を行っています。

1-1-1モデルというものがあり、製品の1%、株式の1%、就業時間の1%を活用してコミュニティに貢献するというものになります。

Dreamforce2019基調講演の中でも、アメリカ退役軍人問題に対してTrailheadで教育してエンジニアとして職業が提供出来ているという熱いスピーチもありました。

2021年、Salesforceパートナー企業として弊社も1-1-1モデルに賛同し、参画しています。

現地で困ったこと

日本語で登録すると、文字化けして参加者カードが発行されてしまう

Dreamforceの参加期間中は、首から参加者カードを吊り下げ、そのカードのバーコードを読み込むことで各セッションの視聴ができるようになります。

その為、サンフランシスコ到着後、参加者カードを受け取りに行くのですが、ここで非常に困った出来事が発生しました。

事前に、Dreamforceへの参加登録が必要となるのですが、その登録時の氏名を日本語で登録していました。

参加者カードを発行してもらう時に、氏名が日本語であることで文字化けしてしまい、

再発行をしてもらう必要があるのですが、その手続きが現地のどこでやってもらえるのか、人がごった返している中、カタコトな英語で通じるのか、とにかく不安でした。

結果、時間は掛かりましたが、参加者カードの受け取ったビル内の少し離れたエリアで対応してくれました。

このブログ記事を読んで頂いている皆さんは、是非最初からローマ字で登録して下さいね。

Dreamforceへ参加した所感・体験

国が動かすのではなく、企業が世界を動かしている

GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)含めて、成功した企業がインフラ、経済を回しているようにさえ感じました。

先駆的な社会貢献活動モデルに沿って、これまで 2 億 6,000 万ドルの助成金を提供し、従業員は約 400 万時間のボランティア活動に従事してきたそうです。更にDreamforce2019 では、サンフランシスコとオークランド の公立学校に、総額で過去最高額の 5,000 万ドルを 寄付したことを表明しました。

このような社会貢献の規模や、兆/億レベルの投資、バラク・オバマ氏前大統領の登壇もあり、1企業がここまで国に関わるが出来ているSalesforce.com社に驚きました。

米国では、ITエンジニアであることに対しプライドを持っている

シリコンバレーにある最先端企業で働くエンジンニアは、成果をなにより重視し、仕事にプライドを持ち、やりがいを感じている人が多くいる印象でした。Dreamforceの登壇者は、新サービスのリリース発表を心から待ち望んでいた様子で、開発過程の苦労さえもやりがいに変えている様子が見て取れました。

更に、登壇者の発表を前のめりで聞き入るエンジニアや一般利用者が大半で、"このようなサービス、待ってたよ!"と言わんばかりの拍手に会場が包まれる場面も多く、仕事で来ていることを忘れるくらい皆楽しそうな雰囲気でした。

皆フランクで優しく真摯

Dreamforce参加者以外の人とも会話する機会が多くありましたが、皆笑顔が基本でした。

Uberドライバーやショップの店員、ホテルの受付の人、業種に問わず、笑顔で接客をしてくれ日本の丁寧な接客とは少し違った文化に触れた瞬間でした。

最後に

ここまで、ブログを読んで下さり、ありがとうございます。

Dreamforceへ参加した経験は、私の人生の価値観さえ変える4日間となりました。

朝から夜まで、何をするにも、新しい発見や感動が多く、ITエンジニアとしては勿論、言葉では表現できないくらいの刺激を受けました。

Salesforceに携わっている方は、是非1度参加してみてほしい、と思うビックイベントでした。